蚊野時計店からのお知らせ
選び抜いた いいもの に、一人ひとりの想い入れを。
いまから時をさかのぼること約100年。
「蚊野時計店」は、1916(大正5)年に北海道の日高のこの地で歴史の1ページ目に“創業”の文字を刻みこみました。
当時としては真新しい“まちの時計屋さん”としてオープンしたものの、時計の価格はまだ高かったのも事実。
それもあってかなくてか、初代社長は元来の機械好きも高じて、自転車を直したり、消防車のポンプを修理したりと東奔西走していたといいます。
その守備範囲の広さこそが、当社のモットーのひとつ「お客さまのニーズを見極めて、多角的に応えること」に脈々と受け継がれています。
私たちが、いちばん大切にしていること。
それは、いいものを選び抜いて、時計に、眼鏡に、補聴器に、宝石に、一つひとつのアイテムに想い入れを持っていただくことです。
だからこそ、時代や流行にアンテナを張り、皆さまに似合う1点、使いやすい逸品をおすすめできるよう、見る目も鍛えています。
さらに、小さなまちの小さなお店だからできる、スピーディな修理やアフターメンテナンスも自慢のひとつです。
直しながら長く使えるものをおすすめして、皆さまから「本当に良い買い物ができた」のお言葉をいただくことが私たちの想いです。
好之:最近、きちんとした時計店が少なくなってきたって耳にするね。
芳春:昔の十分の一くらいに減って、全国でも200店舗くらいになったみたいだよ。
好之:祖父の代から数えて100年近く、このまちでやってこられたのは自負するところだな。
芳春:そうだね。当たり前のことなんだけど、誠実にやってきたということが大きいね。
好之:そう、それと「いいものをきちんと選んで、しっかりとメンテナンスする」という芯は通しながらも、世の中に広く目を向けるというのが大切。
芳春:バブル以降、一人ひとりの個性が多様化してきたから流行のアンテナを敏感に設定しないと。
好之:時計や眼鏡とは関係ないけど、ジャズを聴いてみたり、百貨店で洋服を見てみたり。
芳春:それがいいものを選んだり、お客さまのセンスに合ったものをおすすめしたりと、そこにつながる。
好之:たとえば、お子さんの時計を買いにいらしたお客さまが、キャラクターものを選んだけど、実はGショックがほしい場合もあるしね(笑)。
芳春:時計も眼鏡も宝飾も、一生にそう何度も買うものではないから、できる限り良いものをチョイスして、「蚊野で買ったものは間違いがない」と言っていただければ最高。
好之:まちの小さな時計屋さんじゃ、大量に仕入れて大量に販売するというスタイルはとれないけれど、だからこそできることがある。
芳春:いいものを身につけるよろこびを、もっともっと味わってほしいね。
好之:だからこれからも、当たり前のことを、当たり前に。誠実に。
芳春:それが実は難しいことなんだけど、安心してもらえる店を、これからも追求しないとね。
上質なものを見極めて、選び抜いてお届けする「蚊野時計店」。
ふだん使いのリーズナブルなものから、フォーマルな時間に身につけたいハイブランドまで。時計・眼鏡・補聴器・宝飾のおすすめラインナップをご紹介します。